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クライマックスシリーズ・パ 第2ステージ
 
 いろいろとあって札幌まで急遽行くこととなり、あわただしい中第1戦・第2戦を観戦してきた。「野球観戦目的」での遠征は、1992年の野村ヤクルトの初優勝を見にいった甲子園以来15年ぶりとあって、ちょっとワクワクした気分で千歳に降り立った。
 
 第1戦のファイターズのダルビッシュはつけ入るすきがあるように見えたが、これといった策を出すことがなくあれよあれよという間に終わってしまった。ただしTSUYOSHIのバントヒットなど、上位打線の出塁に、翌日以降の期待を持たせる内容であった。投手陣は久保が早々にKOされてしまったが、シーズン中には見られないバレンタイン監督の素早い継投が見られ、この場面は高木?という点を除けば、短期決戦の戦い方にシフトしていたことがうかがえた。
 
 
 第2戦は小林宏之のアクシデントによる途中降板もあり、序盤からヒヤヒヤしっぱなしであったが、お祭り男のキャプテン里崎の逆転2ランをはじめ、めったに見られない5HRでの快勝となった。特に里崎の後に続いたオーティズの連続HR、中押し点がほしい場面でのサブローのソロHRは非常に効果的であった。この攻撃がレギュラーシーズン中に見られれば、リーグ優勝の目もあったのではという戦いぶりであった。
 
 クライマックスシリーズの結果は皆さんもご存じのとおり2勝3敗でマリーンズは日本シリーズへの出場を果たすことはできなかった。敗因を求めるのなら2つ。ひとつはホームアドバンテージを持てなかったことである。1戦2戦ともに1塁側内野席での観戦であったが、内野でフラッグを振っている人を数えると15人程度・・・。ビジター応援外野席も700席程度と、ビジターの悲哀を味合う結果となってしまった。マリーンズのレプリカユニフォームを着ての応援が、内野席の子供からは奇異な存在に見えたようで、じっと見つめられてしまったのは御愛嬌か・・・。
 
 今シーズンは2位通過で終わってしまったが、札幌に「大きな忘れ物」をしてきてしまった。来シーズンはその忘れ物を取りに、また素晴らしいシーズンを見せてほしいものだ。
 

クライマックスシリーズ・パ 第1ステージ
 
 いよいよクライマックスシリーズの始まりだ。リーグ戦2位のマリーンズが、3位福岡ソフトバンクホークスとの3戦2勝制で戦う。
 
 2005年を彷彿とさせる相手チームを挑発するポスターといい、マリーンズファン一色に染まるスタンドといい、決戦の日がやってきたことを、誰しもが感じずにはいられなかった。
 
【第1戦】
 
 朝から強風降雨と悪天候ではあったが、予定通りプレイボール。ホークスのエース斉藤和にたいして、マリーンズはマリンを得意とする渡辺俊介。両投手とも静かな立ち上がりを見せるが、3回に試合が動いた。渡辺俊介のエラーなどもあってホークスが3点を先制。しかしその裏マリーンズが今江の内野安打で1点を返すと、2死満塁から4番サブローのレフト前タイムリーで同点に追いついた。
 
 4回に勝ち越しを許すもその裏にTSUYOSHIタイムリーと早川「部長」の犠牲フライで勝ち越すと、その後も順調に点を重ね、また3回4回以外はすべてパーフェクトに抑えた渡辺俊介の好投もあって、8-4で見事勝利を挙げた。
 
 レフトスタンドの一部ビジター応援席を除いて、マリーンズファン一色で埋まったマリンスタジアム。その期待に応えての快勝だった。
 
【第3戦】
 第2戦小林宏で敗戦したマリーンズは、必勝を期して今期パ・リーグ無敗の成瀬をマウンドへ。6回表までは無得点の攻防が続いたが、ホークス先発のスタンドリッジが1死よりTSUYOSHIに四球を与えたところから試合がいきなり動いた。
 
次打者早川のときに2盗を決めると、ランナーが気になって仕方がないスタンドリッジがたまらず早川・福浦へ連続四球を与えてしまった。自分はここでちょうどスタジアムに到着。4番サブローに投じた2球目は、見事に前進守備の右中間を突破した3点タイムリー3ベース。続く里崎のスクイズで4点をあげると、最後まで隙の見せないピッチングを続けた成瀬が、見事完封勝利。第1ステージを2勝1敗で勝ち抜き、見事札幌行きのチケットを手にした。
 
 
 2005年の再来なるか、札幌決戦で日本シリーズ行きの切符を手にすることができるのか?楽しみな第2ステージだ。
 
【追記】2007/10/11
 札幌へ緊急参戦決定。
 

ファイターズ戦を終えて
 
 8/16~18に行われた対ファイターズ3連戦は初戦惨敗の後2連勝と持ち直し、2勝1敗の勝ち越しで終わった。特に8/17の第2戦は先発に小林(宏)を立てて必勝体制だったにも関わらず5回までに5失点と、昨年の同時期に行われたファイターズ戦で事実上の「終戦」を迎えたのと同じように、今年もまた同じ轍を踏むのかと誰もがあきらめかけていた。打線もファイターズ先発の19歳の新鋭吉川に、5・6・7回と3イニング連続で3者凡退に抑えられており、マイケル中村・武田久・江尻等、充実したファイターズのブルペンの顔ぶれを考えると逆転は難しいように見えた。
 
 しかし勝利の女神はどこで微笑むのかわからなかった。8回表、先頭大塚の絶妙な四球で流れが変わった。吉川が2-2から投じようとモーションに入るか入らないかのところで、大塚が絶妙なタイムを要求し、機先をそがれた吉川はそのまま四球を出してしまったのだ。ここで吉川が、一度切れてしまった流れを引き戻すのは容易なことではなかった。そのまま次打者TSUYOSHIへも0-2としたところで、ファイターズのヒルマン監督も何かを感じて、そのまま交代となった。
 
 この交代はさらに流れをマリーンズに向けてくれる事となった。8連勝中も登板過多であった武田久がマウンドに上ったが、イニング途中、なおかつ打者のカウント0-2からではストライクを投げる以外、抑え込む道はなかったのだが、体がついてゆかなかったのかストライクが入らず、結局四球となってしまった。この時点でまだ得点は2-5であったが、勝負がついてしまったように感じたのは私だけではなかっただろう。